日本最古の駄菓子屋。

今日は東京豊島区雑司ヶ谷の「鬼子母神」境内にある駄菓子屋さんを写しに行って来ました、ここは何度も訪れている所なのですが、なんとも昔の雰囲気を感じさせてくれるので、ついつい足を向けてしまうのです。創業は1781年からこの地で営業しているとの事なので日本最古の駄菓子屋さんと言えます。今の建物は明治当時からのもの。ここの商品の並べ方は独特で、少し高い位置に並べてあります。それは江戸時代、この周辺には旗本の屋敷が多くあって、そこの子女たちが買い物をする際に、旗本の子息にしゃがませて頭をさげさせない配慮がなされているとの事で、今でもこのスタイルを守っているようです。ここの撮影を終えて歩いて行ける雑司ヶ谷の「旧宣教師館」へも行って明治40年(1907)から昭和16年(1941)まで生活していた洋館を写して来ました。

「鬼子母神」境内の「武芳稲荷」の鳥居の列。
鳥居の横には日本最古の駄菓子屋「上川口屋」さんが並んでいます。
好奇心。
「旧宣教師館」です。
雑司ヶ谷墓地の中に建っているのかと思ったら、ふつうの住宅街にありました。