ネコ物語。

これは実際にあったお話しです。場所は「江の島弁財天」の境内。メスとオスの2匹のネコがそれぞれに午後のゆったりとした時間を過ごしていました。メスの方は誰にも邪魔されずのんびり出来る神社の屋根の上で爆睡中です。一方オスの方はと言うと、人通りが多くて誰もが立ち寄る池の岩の上で目立つように横になっています。ただこのオスはよく観察していると、誰も居ない時にはしっかりと目を開けているのに、近くに若い女性たちが来るのを確認したら、急いで目を閉じて、いかにも前々から眠っていたかのようにジッとしています。すると女性たちが「かわいい~!」と言って寄って来て写真を撮ったりナゼナゼしてくれます。これこそが彼の目的だったのです。「羨ましいスッ!」

そして女性たちが去ってしまったら、また目を開いて次のチャンスを待つのです。この間もメスの方は眠ったまま。人生の縮図を垣間見た昨日の江の島でした。

メスは屋根の上でお昼寝中。です。
メスは屋根の上でお昼寝中。
オスほ方は女性の姿を確認したら目を閉じて眠っているように見せます。
オスの方は女性の姿を確認したら目を閉じて眠っているように見せます。
若い女性たちに囲まれてウットリ中です。これが彼の目的!
若い女性たちに囲まれてウットリ中です。これが彼の目的!
女性たちが去ったら、また目を開けて次のチャンスを待ちます。
女性たちが去ったら、また目を開けて次のチャンスを待ちます。
この物語の舞台となった江の島です。
この物語の舞台となった江の島です。