昨日の続き。

戦場ヶ原と小田代が原へ入る前にビジターセンター(?)へ寄ると、いろいろな情報が掲示されています。その中で一番気になるのが熊に関する事です。何日に何処で目撃されたかが地図上に記されているのです。つい3~4日前にも近くで出没があったようです。

木道上では多くの人が歩いているので心配はないのですが、少し離れると人の姿はなくなって、無限に広がるクマザサの中を歩くことになります。こうなると「ここで熊に出会ったら?」などと不安になるのです。今回はこの地を知り尽くした写真家の方と一緒だったので安心して歩けましたが、以前はまだ戦場ヶ原の事を解らないままに二人きりで適当に歩いていて横道に逸れたら、その道が何処へ向かっているのか解らなくなって熊の出そうな雰囲気も感じ、かなり緊迫した思い出があります。遠くに車が走っているのが見えた時の安心感はいまだに忘れられません。

出会ったのは熊ではなく、まだ若い鹿でした。
出会ったのは熊ではなく、まだ若い鹿でした。
車椅子でも通れるように木道が改良されつつあります。
車椅子でも通れるように木道が改良されつつあります。
薄いピンクのホザキシモツケが群生しています。
薄いピンクのホザキシモツケが群生しています。
草原の中の白樺。心安らぐ風景です。
草原の中の白樺。心安らぐ風景です。