マクロ的

幕末の銃弾の痕。大きな穴が2箇所、分厚い板を貫通しています。
普段からマクロレンズを覗いて小さな物ばかり見ているので、カメラ片手の街歩きの際でも、広い風景を見ないで小さなものにばかり目が行ってしまいがちです。今日の散歩でも見つけました歴史を物語るものを。谷中の経王寺の門扉に残された銃痕です。語り伝えによると幕末の「戊辰戦争」の際、上野の山から敗走して来た彰義隊の隊士たちをこの寺がかくまったところ、追って来た新政府軍が引渡しを迫まり銃撃を加えた時のものだそうです。確かに門扉から塀の数箇所に弾が貫通していました。江戸末期に付けられた傷を直接手で触れられるのは感慨深いものがあります。