コロナの前に一度訪れた事のある東京日本橋箱崎町の「高尾稲荷神社」へ昨日行ってみました。前回の時にはこの神社が近くへ移転する間際だったので、あまり詳しくは見て来なかったので新しい場所に移った姿を見に行ったのです。万治2年(1659年)吉原の遊女2代目高尾大夫(野州塩釜村百姓長介の娘で当時19才)を寵愛した客の仙台藩主伊達網宗によって4000両(現5億円)を払って身請けされたのですが、吉原から藩邸への帰路の船上で網宗の怒りをかって切り殺され、隅田川へ投げ捨てられた遺体がこの地で引き上げられたのを哀れに思った土地の人達の手で祀ったのが起源とのことです。なをこの神社のご神体は彼女の頭蓋骨です。




