今日は暑いくらいだったので夏の恰好をしていつもの草むら近辺へ行ってみましたが、この草むらは周囲に建物などが無いので、風が他の所よりも強く吹く傾向にあるのです。実際に着いてみると草花は大きく揺れていて収まる瞬間が掴めない状態でした。撮影を諦めかけた時、遠くで白く光っている物が見えたので近づいてみたらチガヤの白い穂が風に揺られていたのです。ちょうど良い被写体を見つけたので早速写そうと思ったのですが、穂の揺れる姿を捉えるのにはシャッター速度を遅くしなくてはなりません。そのためにはNDフィルターと三脚が必要となりますが、普段からその様な物は持ち歩いてはいません。仕方なくISO感度を50にし、絞りをF22くらいまで絞り込んで遅いシャッター速度を得ることにしました。結果としてはほぼ満足のいくカットが撮れましたが、完璧を期すために、もしも明日また風が強いようならNDフィルターと三脚を持参して撮ってこようかなと思っています。



